陽だまりの庭で 絵本・子育てブログ

3歳半で100冊以上の絵本がある我が家。絵本と遊び・体験からの娘の成長を綴ります。

『あんしんえほん』はじめての「よのなかルールブック」 は超おすすめ!子供に身近な危険を知ってもらうきっかけに。

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一人で行動したがるようになってきた4歳娘と『あんしんえほん』 はじめての「よのなかルールブック」という絵本を読んでみたら、とてもよかったので ご紹介したいと思います。

 

あんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」は、病気や事故、犯罪などの身近な危険から「自分を守れる」ように、約束事をまとめた絵本です。

 

これから、一人で行動することが増えてくる4~5歳が知っておくべきことが たくさん載っています。

 

とってもおすすめの絵本なので、参考にしてみてくださいね。

 

 

『あんしんえほん』はじめての「よのなかルールブック」

あんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」

 

この絵本は4歳から9歳ごろまでに身につけておきたい「自分の身を守る術」がまとめてある絵本です。

 

とてもかわいい絵と、子供にも分かりやすい文章の「しつけ絵本」です。

 

『あんしんえほん』は身近な危険を知ってもらうきっかけに

あんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」にはこのようなことが載っています。

 

✓このようなことが載っています
  • 道路や外出時でのお約束
  • 家の中での危険を回避するお約束
  • 犯罪に巻き込まれないようにするためのお約束
  • 病気・ウイルスに対するお約束
  • 心のケア

...など全部で42の項目が載っています。

それぞれの項目ごとに想像しやすい絵と、それに対する分かりやすい説明が載っています。

例えば、「道路や外出時のお約束」は、「道路に飛び出さない」...というような基本的なことから、「信号が青でも、右・左を見よう」...というようなことまであります。

 

「家の中での危険を回避するお約束」では、「包丁は大人と一緒に使おう」「炊飯器や鍋の湯気に気を付けよう」などといったことも載っています。

 

ママにべったりの時期を過ぎた4歳あたりから、一人で行動したり、自分で考えて何かをし始めたりしたくなる時期です。

 

そんな4歳~5歳の子供が初めて「よのなかのルール」を知るのにおすすめの内容なのです。

 

危険なことに直面する前に、身近な危険を知ってもらうきっかけなりますし、危険を未然に防ぐための行動を知ってもらうことができる絵本です。

 

 

あんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」には、他にもいろいろなお約束が載っています。

  • 電車やバスでは止まってから席を立つ
  • 迷子になったら、その場所で待っている
  • マッチやライターをおもちゃにしない
  • ポケットに手を入れないで歩く

    ...など

それぞれの項目に、なぜこの約束が必要なのか、約束を守らないとどのような危険なことがあるのか、約束を守るとどのように安全なのか...ということを、子供にも分かりやすく説明してくれています。

 

先ほど出てきた「信号が青でも、右・左を見よう」という項目では、「信号が青になっても、もしかしたら走ってくる車がいるかもしれないよ」...ということを教えてくれます。

 

約束を守らないことが、どうして危険なのかを 絵本を使って落ち着いて説明できるのがとてもいいです。

 

『あんしんえほん』は教えるべきことが抜けていないかのチェックができる

上記のお約束を見て、

「いやいや、そんなこと子供に教えるの当たり前でしょ。絵本なんか使わなくても...」
...って思われた方もいらっしゃると思います。

 

道路を渡る時に危険を教えたり、公共の乗り物に乗った時に教えたり...その時々に本来は教えてあげるのがいいですよね。

でも、本来教えるべき当たり前のことが、もしかしたら抜けているかもしれません。

 

巻末には、どこまで出来たか一目で分かる「おやくそくリスト」が付いています。

子供と一緒にチェックができるようになっています。

 

この絵本を子供と一緒に読むことで、そういった「抜け」がなくなるのはいいですよね。
実際には我が家でも娘に教えていなかったことがたくさんありました。

 

『あんしんえほん」は 犯罪を未然に防ぐお約束や心のケアに関することも!

まだ起きてもいない犯罪について、それを未然に防ぐお約束を子供に教えるのは、どう伝えたらいいか悩みますよね。

 

「大切なこと・伝えなければいけないこと」だけど、どのように伝えたらいいのか悩むような内容を分かりやすく説明してくれています。

犯罪を未然に防ぐお約束(一部)

  • 知らない人についていかない
  • 知らない人には名前や住所を秘密にする
  • 怖いことがあったら大きな声で叫ぶ

 

いろいろな事が分かる4歳ごろから、こういったことって ちゃんと教えておいた方がいいんですね。

 

「怖いことがあったら大きな声で叫ぶ」の項目には、具体的に「助けて欲しい時に発する言葉」も交えて説明されています。

 

「いつか教えないといけない」...と思っていても、なかなか教えるタイミングってないですよね。
この本を使って、絵本を読む時間に親子でじっくり考えることができますよ~。

 

あんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」

 

 

『あんしんえほん』を4歳娘と一緒に読んでみた感想

『あんしんえほん』購入のきっかけ

我が家の娘は、3歳ごろまではママにべったりで、外出しても離れて歩いたりすることがなく安心していましたが、4歳を超えると ママから離れて行動したがるように...。

 

  • 私ひとりで横断歩道を渡ることができるもん!
  • ママと離れて歩いても迷子にならないもん!
  • 〇〇ちゃんの家まで一人で行けるもん!

 

自分でできることが増えてきて、自分はなんでもできるという自信を持つようになってきました。

もちろんまだ4歳のため、少し離れて(2~3m)見てないふりをしながら見守っています。

 

自信がついていろいろな事をやりたがるのはいいことだと思いますが、親はヒヤヒヤです。

 

危険を予測せずに行動する我が娘を見て、「これはしっかりルールを教えた方がいいな」...と思い、あんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」にたどり着きました。

 

『あんしんえほん』は子供と一緒に会話しながら読み進めることができる

4歳娘は、お約束の項目を読むごとに

まえから しってるよ!

...と言ったり、

なんで そうしないといけないの?

...と聞いてきたり。

 

その項目の説明を読んでからも質問があったりして、会話をしながら読むことができました。

 

質問されたり答えたりしながら読んだので、理解しやすかったと思います。
何回か読んだ後には、娘自ら説明してくれるようになりました。

 

我が家でも、42項目の中には、「これ、全然教えてなかった...」とか、「こんなこと教えなくてもわかるだろう...」なんてこともたくさんありました。

 

この絵本で初めて知ったことは、こんなことでした↓。

4歳娘がこの絵本で初めて知ったこと

  • 知らない人から食べ物をもらわない
  • 知らない人には住所や名前を秘密にする
  • 体の大事な部分は人に見せたり触らせたりしない
  • 迷子になったら、その場所で待っている

   ...など

「知らない人から食べ物をもらわない」...なんて、大人からすれば当たり前すぎて、教えていませんでした。

 

子供は純粋無垢なので、「親切なおじさんがお菓子をくれたので、付いて行っちゃった」...なんてことになってからでは遅すぎますよね。

 

「当たり前すぎて教えなくてもわかるだろう...」はダメだということを親が勉強しました。

 

『あんしんえほん』は就学前に読むべきおすすめ絵本!

4歳娘と一緒にあんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」を読んでみて、本当に購入してよかったと思っています。

 

道路や公共の場で「そんなことしちゃダメでしょ」って怒るだけだと、理由はわからずに、ただ「しちゃいけないんだ」って思うだけだと思います。

 

落ち着いた時間に、親と一緒に「約束を守らないとどのような危険なことがあるのか」ということを考えながら読むことで、理解をしたうえでルールを守ることができるようになると思います。

 

これから、実際に一人で行動することになる就学前までに、何度も何度も読みたいと思っています!

 

あんしんえほん: はじめての「よのなかルールブック」

 

 

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