本格的な聴診器が付いた絵本があるのをご存じですか?
そんな絵本があるなんて知らなかったのですが、書店で見つけて即買いしました!
実際に購入してみたら、本格的な聴診器で心臓の音やお腹の音、息を吸う音などが聞き取れ、子供も興味津々。
それに合わせて、体の中がよくわかる絵本にも興味を持ちだしました。
体のことへの興味を深めることができる絵本でしたので、紹介しますね!
絵本選びの参考になればうれしいです。
本格的な聴診器付きの絵本・ずかん
聴診器付きの絵本やずかんはいろいろ出ています。
聴診器と、体のことが詳しく載っている絵本・ずかんとのセットです。
【人体ポスターつき】ちょうしんきでわかる! からだえほん ([バラエティ])
いろいろ出ている中で、我が家が購入したものを詳しく紹介しますね。
「ちょうしんきつき からだずかん」レビュー
我が家で購入したものはこちらです↓
対象年齢3歳以上の幼児向け知識絵本です。
聴診器のケースと「からだずかん」の本は別々になっていて、2つまとめて紙箱のケースに入っています。
「ちょうしんきつき からだずかん」は、本格的な聴診器でいろいろな音を聞くことができる
ちょうしんきつき からだずかんには、おもちゃの聴診器ではなく、本当に音を聞くことができる聴診器が付いています。(※医療用ではないとの明記がされています。)
聴診器は、使わない時はケースに片付けることができるようになっています。
素材はお値段なりのものですが、本物っぽい作りです。(本物をまじまじと見たことないですけど...)
対象年齢3歳以上の幼児向けの本なので、この本がちょうどいい年齢の子は、普通ならおもちゃの聴診器でしか遊んだことがない時期だと思います。
ですので、幼児にも分かりやすいように聴診器の使い方などが載っています。
聴診器について載っていること
- 聴診器の部分の名称・使い方
- 聴診器を使ってやってはいけないこと
- 聴診器で聞きたい体の部分
- 聴診器で聞きたいおすすめの物
「やってはいけないこと」もイラスト付きなので分かりやすいですし、お医者さんが何のために聴診器を胸やお腹にあてているのかが分かるので、幼児にちょうどいい本だと思いました!
本格的な聴診器で体の音を聞いてみた
早速、5歳娘と一緒に「聴診器の使い方」のところを読んだ後、いろいろな音を聞いてみます。
まずは、体の音から...
娘がママの胸の音を聞いてみます。
ドクン、ドクンってなってるよ!
嬉しそうに報告してくれました。
それから、お腹の音を聞いたり、背中の音を聞いたり...
パパの体の音、愛犬の体の音などいろいろ試していました。
実際に私もやってみました。
本物の医療用の聴診器はやったことが無いので、比較はできませんが、想像していたよりよく聞こえました。
背中の音などは部屋が静かでないと聞き取れませんが、息を吸う音が聞き取れました。
聴診器で体の音を聞いて 娘が感じたこと
聴診器で家族全員の体の音を聞いてみて、娘と一緒にいろいろな話をしました。
その会話で、娘が感じたことを知ることができました。
聴診器で体の音を聞いて 娘が感じたこと
- ママやパパ、愛犬、それぞれに心臓の音の大きさや速さが違うこと
- 体の大きさによって音の遠さが違うこと
- 体の部分によって、音の種類が違うこと
ママの胸の音は「ドクンドクン」だけど、犬の音は「ドクドクドク」って早くなってたよ。パパの音は小さくて遠くで聞こえてる感じだったよ。
パパの音が遠いのはなんでだろうね。体が大きいから そう聞こえるのかな?
きっとそうだよ!!
......そんな会話をして盛り上がり、どんどん興味がわいてくるのが分かりました。
娘は、他にもお腹や背中などいろいろなところの音を聞き、音が聞こえたら、とても嬉しそうな顔で報告してくれました。
娘との会話で、体から発する音が人によって大きさや速さが違うこと、体の場所によって音が違うこと、体から発する音に興味がわいたことなどが分かりました。
娘が世界で初めて発見したかのように嬉しそうに報告してくれたことが、とても微笑ましく思えましたし、成長を感じることができました。
犬の体の音を聞くという発想は私にはなく、娘が勝手に聴診器をあてていたので、子供の発想は柔軟だな...と思いました。
聴診器で物の音を聞いてみた
人の体以外にも物の音を聞くことができます。
冷蔵庫や時計、トイレの流れる時の音などを聞いてみました。
冷蔵庫は「ブーゥゥ」って音がなってるよ!
娘は、部屋のLDKの中にある ありとあらゆるものの音を聞いていました。
大人が考えるのは、まず「家電製品の内部で動く音を聞く」というのを想像しますが、5歳娘はイスやテーブル、ソファにまで聴診器をあてていました。
幼児期だと、まずは内部で音が鳴るものなのか鳴らないものなのかを当てっこするだけで楽しいと思います。その体験を知識として吸収していってほしいですね!
「ちょうしんきつき からだずかん」の本は仕掛けがいっぱい
我が家の場合、聴診器目当てで購入したので、ひととおり聴診器でいろいろな物の音を聞いた後に本を読みました。
本の表紙にもあるように、骨・筋肉・顔・内蔵・肺・心臓の内部が幼児に分かりやすいように描かれています。
娘は骨や内臓のリアルな絵だと「きもちわるい」と言って見たがりませんが、この本の絵はかわいい感じなので、大丈夫でした。
体の中を見るときは、全て仕掛け部分をめくって見るようにできています。
このような仕掛けが全部で40コも付いていますので、絵本を読むのが苦手な子でも興味を持って読むことができるかと思います。
説明文は少なく、分かりやすい言葉で簡潔にまとめてあるので、サクッと読むことができます。
5歳娘はすでにこの手の図鑑のもっと詳しい版を持っていたので、物足りないようでした。
対象年齢どおり、3歳4歳の子にちょうどいい内容だと思いました。
もし、「すでに体に関する図鑑などを持っているけど、聴診器は気になるな~」という方は、Amazonなどで(本物の)聴診器だけを購入する...という手もありますよ。(こんなこと書いたら、本の出版関係者の方に怒られそうですけど...)
聴診器_ナーススコープ_外バネダブル_IZ-2003 収納ケース付き(ピンク)
「ちょうしんきつき からだずかん」は体への興味を深めるのにとてもいい本
ちょうしんきつき からだずかんは 得られるものが多い
5歳娘は本格的な聴診器を使っていろいろな音を聞き、体や物から発する音への興味を深めることができました。
いろいろな事に気づくこともできました。
聴診器については、5歳児でも得られるものがとても多かったので、とても良かったと感じていますが、本音を言えば「娘が3歳~4歳の時に購入しておきたかった」と思える本です。
本格的な聴診器はママパパにもおすすめ!
おもちゃの聴診器はあっても、本格的な聴診器があるご家庭は少ないと思います。
実際に聴診器で音を聞いたのは、私も娘も初めてでした。
この記事を読まれているママパパも、聴診器でご自身のお子さんの体の音を聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか。
私は実際に娘の体の音を聞いて、ちょっと感慨深い気持ちになり、娘の成長をうれしく思いました。
この機会に一度、聴診器でご家族の体の音を聞いてみるのはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも絵本選びの参考になればうれしいです。