秋はどんぐりの季節。
どんぐりを集めるのが大好きなお子さんも多いのではないでしょうか。
ウチの娘は2歳~3歳のころは、どんぐりが落ちていると、ビニール袋いっぱいになるまで拾い、家に持ち帰りたいとの一点張り。
どんぐり もってかえる!
しかたなしに持って帰りますが...
さて この大量のどんぐり、どうしよう?
こっそり捨てたら泣くだろうな~
せっかくなので、どんぐりを使って何かできないか探し、大量のどんぐりを使って遊んでみました。
お子さんが大量のどんぐりを持って帰ってきたら、「どうしよう?」の参考になればと思い、どんぐりの遊び方についてまとめてみました。
どんぐりを拾ってきたら 遊ぶ前に まずやること
拾ってきたどんぐりは、そのままにしておくとゾウムシの幼虫が出てきたり、カビがはえたりすることがあります。
すでに どんぐりに虫が食ったような穴が 開いていることもありますね。
やっぱり 結構な確率で虫がひそんでいそうです~。虫が出てきたら本気でイヤです~
そんなことにならないように、どんぐりで遊ぶ前に下準備が必要です。
どんぐりを拾ってきたら...
- どんぐりについている土を水で洗い落とす
- どんぐりを煮る、または蒸す...などして虫を駆除する
- どんぐりを乾燥させる
2の工程で、どんぐりを煮たりして 虫を駆除をするということですね。
2の工程の 虫を駆除する方法はいろいろあります。
どんぐりの虫を駆除する方法 ①煮る または 蒸す
煮る
お鍋に水とどんぐりを入れて煮てしまいます。
沸騰したお湯にいきなり入れると、どんぐりが割れてしまうこともあるので、水のうちから煮るのがおすすめです(料理みたい?)。
でも、煮すぎると腐りやすくなるため、2~3分の湯で時間でOKだそうです(料理みたい)。
蒸す
蒸し器にクッキングシートを敷いてどんぐりを入れて蒸します。
クッキングシートを敷くことで、どんぐりのアクで蒸し器が汚れるのを防ぎます。
どんぐりが大量にある場合は、煮るか蒸すのがよさそうです~
どんぐりの虫を駆除する方法 ②電子レンジでチン
ジップロックの袋にどんぐりを入れて、20秒ほど加熱します。
どんぐりの量によって、多少加熱時間は変わると思いますが、長い間加熱すると、どんぐりの殻が弾けてしまいますので、注意が必要です。
どんぐりが少量の場合は、手っ取り早くていいですね~
どんぐりの虫を駆除する方法 ③冷凍
ビニール袋に入れて1週間から10日ほど冷凍庫で凍らせます。
個人的には、拾ってきたどんぐりを冷凍庫に入れるのは衛生上気になるので、やってません......こんな方法もあるのですね。
では、どんぐりの下準備が終わったら、おうちで遊びましょう!
2歳3歳のどんぐり遊び 10選
2歳~3歳のころは、「自分でどんぐりを使って何かを作る」ということはまだ難しいので、どんぐりそのものを使って遊ぶのがおすすめです。
どんぐりで顔を作る
松ぼっくりや木の棒、葉っぱなどを使って、顔を作ってみると 結構面白いです。
同じ葉っぱやどんぐりでも、置き方が変わるだけで表情が変わって、子供に大うけ!
無限に顔を作ることができます~。
大きさや形ごとに並べる
クヌギのどんぐりは ぷっくりとした丸い実。
樫や椎のどんぐりは 細長い実。
いろんな形や大きさのどんぐりを、形や大きさごとに並べてみるのも楽しいです。
形や大きさを見比べることで「学び」にもつながります。
幼児の手では 転がってしまって なかなかきれいに並べられないので、夢中になって並べようとします。
そこが楽しかったです。
どんぐりマラカス
ペットボトルや卵のパック、プリンカップなどの中にどんぐりを入れてマラカスにします。
簡単なので、1歳~3歳のお子さんと一緒に作ることもできます。
中が透明なので、音が出る原理が分かって、「学び」につながります。
自分が拾ってきたどんぐりが楽器になってうれしい様子でした~。
転がして遊ぶ
1歳~3歳の子供は転がして遊ぶだけでも目をキラキラさせて遊びます。
何度やっても飽きないようです。
すべり台から転がす
室内ジャングルジムについている すべり台から転がしてみると、形や大きさの違いで 転がり方が変わり、見ていて面白いです。
大量のどんぐりを すべり台から転がすと 大迫力!
勢いをつけてみたり、そぉっと転がしてみたり...子供自身が転がし方を工夫して、何かを発見しながら遊びますよ~。
さすが 子供は遊びの天才!
すべり台の下に 横にした箱などを置いておくと、どんぐりが勝手に入っていくので、集めやすくておススメです。
新聞紙をくるくる巻いて、筒の中を転がす
使い放題の新聞紙。
新聞紙をくるくる巻いて筒状にし、筒の中を転がして遊びます。
転がった先に箱を置いておけば、どんぐりが散らばりません。
2歳前半くらいだと、どんぐりを掴んで筒の中にどんぐりを入れるだけでも手先の運動になりそうです。
2歳前半だと、筒の中を転がって箱に入るだけでも大喜びでした!
3歳ころになると、自分で新聞紙を丸めて転がせるようになりました。
木琴の上を転がす
木琴の上を転がすと、とてもきれいな音色がします。
形や重さによって 音色が異なるので、本当に心地が良くて大人もハマります。
木琴がある方は、一度お試しあれ!
おままごとの具材にする
大量でも少量でも おままごとの具材として遊ぶことができます。
最近のおままごと用の具材って、「ピーマン」や「トマト」そっくりのおもちゃがありますが、それだと、「ピーマン」や「トマト」としてしか使うことができません。
どんぐりの具材の場合、ごはんやスープ、おかずなど、いろんな料理に見立てることができます。
さらに大量にあれば、人数分に分けたり、お弁当箱に詰めたりもできるので、おままごとの幅も広がります。
我が娘は、想像力を膨らませて いろんな料理を作ってくれました!
大人が作ったもので遊ぶ
どんぐりコマ
どんぐりにキリで穴をあけ、爪楊枝を指すだけでOK。
穴に接着剤を入れてから爪楊枝を指すと抜けません。
簡単にできますよ~。
キリを使うので、子供がいないうちに作るのがおすすめです。
形や左右対称具合によって回しやすさが変わります。
おススメはクヌギのような丸っこいどんぐり。
面白いほど回ります。
2~3歳はまだ駒を回すことはできませんが、大人が回してあげるのを見せるだけでも大喜びです。
どんぐりに色を塗ってから回すときれいですよ~。
どんぐりに顔を書く
油性マジックで目と口を書くだけでもOK。
とてもかわいい どんぐりになります。
ウチの娘は、顔を書くだけで親近感が増したのか、大事な宝物のように扱ってくれました~。
どんぐりやじろべえ
どんぐりにキリで穴をあけ、竹串、爪楊枝を使って作ることができます。
どんぐりを2日くらい水につけておくと、穴をあけやすくなりますよ~。
2~3歳だとすぐ壊されるかもしれませんが、やってみる価値あり!何度も揺らして遊んでました~。
ネックレス
ヒートン、紐を使って、ネックレスを作ることもできます。
ヒートンはホームセンターに売っているこんなやつ↓です。
ウチの娘は数日間 ネックレスを付けて遊んでいました。
私が手作りしたのがうれしかったようです。
どんぐり遊びの おすすめの本
先ほど出てきた「どんぐりコマ」や「やじろべえ」、「ネックレス」などは、この本を参考にして作りました。
森の工作図鑑 どんぐり まつぼっくり
どんぐり工作の基本はもちろん、どんぐりやまつぼっくりを使ったアイデア工作がたくさん載っています。
メジャーなどんぐり・まつぼっくりの種類が写真付きで載っているので、拾ってきたどんぐりが 何のどんぐりなのかもわかります。
この本は、2~3歳の場合は大人が作って 子供に遊んでもらうような内容です。
小学生くらいになると、自分で読んで、工作ができるかと思います。
どんぐりを工作するには、この本1冊で十分の内容だと思います~!
この本のシリーズで落ち葉を使った工作の本もありますよ↓
ドングリ図鑑
ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑 (ちしきのぽけっと12)
「どんぐりにはこんなに種類があるんだ...」がわかる図鑑。
同じ種類のどんぐりでも色や形が異なるものがたくさん載っていたり、日本や世界のどんぐりがたくさん載っていたり、どんぐりだらけの本です。
大人もずーっと見ていても 飽きません。
今回はどんぐりについてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
子供は本当にどんぐりが大好きですよね。
あとしばらく何年かは どんぐりとのお付き合いが 続くかと思います。
年齢が上がるにつれてどんぐり遊びのレベルも上がっていくのでしょうね。楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも どんぐり遊び の参考になればうれしいです。