1歳2歳のころは歯磨きを嫌がる子は多いですよね。
実際に我が家の娘も1~2歳のころは嫌がりました。
ウ~ッ(なんとしても口を開けない...)
嫌がっている子供を無理やり押さえつけて歯磨きをするのは 親にとってもイヤですよね。
なんとか押さえつけずに、子供自身の「歯磨きをしよう!」という気持ちを引き出して、楽しく歯磨きをしたいですよね。
我が家では「楽しく歯磨きを!」を目指して、いろいろな方法を試してみました。
成長するにつれ 効果があったものもだんだん薄れてきて、さらに別の方法を試してみたりしました。
いろいろ試してみた中から、実際に我が娘に効果のあった方法をご紹介します!
- しかけ絵本で 楽しく歯磨き
- 大好きなお人形と歯磨きしよう!
- 歯磨きミラーで口の中を見ながら歯磨き
- 歯磨き粉・歯ブラシを自ら選んで やる気UP!
- TV番組の力をかりて 楽しく歯磨き
- ムシバイキンの存在を知って 歯磨きの必要性が分かる
- ぬいぐるみから歯磨きを誘うのも効果的!
しかけ絵本で 楽しく歯磨き
1歳前半、まだ歯磨きの意味や虫歯菌のことなんてわからない時期です。
とりあえずでもいいので、「歯ブラシを口の中に入れる」ことを楽しくしようと、歯磨きの前にしかけ絵本を読みました。
はみがきあそび (あかちゃんのあそびえほん おでかけ版ボードブック)
いろいろな動物たちが歯ブラシを持っています。しかけ部分をめくるとその動物たちが口を開けて歯ブラシで歯を磨きます。
それぞれの動物たちが「しゃかしゃかしゃか」「しゅしゅしゅ」「ごしごしごし」と歯磨きをして、最後にみんなでうがいをして「あ~すっきりした」と言って終わります。
しゃかしゃかしゃか
しゅしゅしゅ
...と、絵本の真似をしながら仕上げ磨きをしてしまいます。
娘は絵本の流れでそのまま楽しそうに口をあけ、仕上げ磨きをさせてくれました。
大好きなお人形と歯磨きしよう!
1歳5ヵ月ごろから、しかけ絵本の効果が薄れてきたので、別の方法を考えました。
大好きなお人形(ぽぽちゃん)と一緒に 歯磨きをすることにしました。
ぽぽちゃん 歯磨きしてるよ~。
ぽぽちゃんの歯、きれいになったから、娘ちゃんも歯磨きしよっか~。
うん!
ママは頑張りました。
膝の上に娘とぽぽちゃんを乗せ、片手でしかけ絵本を持ち、もう片手で娘の歯ブラシを持って歯磨きをしています!
ぽぽちゃんの手にちょうど歯ブラシを持てるようになっているので、娘は本当に ぽぽちゃんも歯磨きをしていると思っているようです。
ぽぽちゃん効果はしばらく続きました。
歯磨きミラーで口の中を見ながら歯磨き
1歳半のころに こどもちゃれんじ ぷち 4月号の先行お届けエデュトイの「はみがきミラー」が届きました。
歯磨きに苦戦していた1歳前半のころに、この「はみがきミラー」目当てで先行予約をしていました。
子供が両手で「はみがきミラー」を持ち、歯磨きしている口の中を見ることができます。
赤い星★のスイッチを押すと、歯磨きの歌が流れて、楽しく歯磨きができるようになっています。
さすが こどもちゃれんじ だけあって、娘の食いつきが違いました。
ミラー&歌 効果で喜んで歯磨きをするようになりました。
こどもちゃれんじ ぷち(1・2歳児用)の4月号・5月号は、生活習慣プログラムとして歯磨きが取り上げられていて、歯磨きに楽しく取り組めるようになっています。
2022年度もこどもちゃれんじ ぷち(1・2歳児用)4月号を申し込んだ方に「はみがきミラー」が付いてきますよ。
【こどもチャレンジ】 公式HPで2022年度4月号の詳細をみてみる
歯磨き粉・歯ブラシを自ら選んで やる気UP!
1歳後半、歯磨き粉や歯ブラシを選べるようにしたら、喜んで選んで歯磨きをするようになりました。
「はみがきしようね」...ではなく、歯磨きありきで選ばせます。
今日の歯磨きは何味にする?いちご?ぶどう?
いちご!
歯ブラシはどれにする? アンパンマン?しまじろう?
アンパンマン!
…もうこれで、歯磨きをする流れになります。(上手くいかない時もあります…)
TV番組の力をかりて 楽しく歯磨き
NHKの「いないいないばあ」の中でも歯磨きの歌が流れますが、娘にとって一番効果があったのは、NHK「おかあさんといっしょ」の「歯磨き上手かな」のコーナーです。
実際に同年代の子が歯磨きをやっている姿を見て「みんなも歯磨きしているんだ!」と感じたようです。
自分で磨いた後に、TVと同じように
ママ~
...と呼んで、仕上げ磨きを始めます。
仕上げはおか~あさん
グリグリ しゃかしゃか グリグリ しゃかしゃか
上の歯~ 下の歯~ 前歯~ 奥歯~
...と歌いながら仕上げ磨きをします。
仕上げ磨きが終わるまで歌を繰り返し歌います。
この歌、何度 歌ったことでしょう!
飽きるほど歌いました。
ママの膝に頭を乗せ、姿勢は正しく、口を大きく開けて......という姿を映像で見ることができるので、正しい歯磨きの姿を覚えてもらうのにも良かったです。
ムシバイキンの存在を知って 歯磨きの必要性が分かる
ムシバイキンの存在を初めて知る
2歳後半に、ムシバイキンの存在を知る機会がありました。
先ほども出てきた「こどもちゃれんじ」です。
2・3歳用の「こどもちゃれんじ ぽけっと」9月号に、ムシバイキンが出てきました。
おうちの方用にメッセージも書かれていて、ムシバイキンをやっつける ごっこ遊びが、歯磨きの習慣付けになる ということが載っていました。
ムシバイキンだぞ~!
ここに歯磨きしていない子がいるな。
おいしそうな食べかすが口の中にたくさんあるぞ!
よし 虫歯を作ってやろう~。
はブラシで、はみがきビームだ~
やっ やられた~。もう虫歯は作りません!
こんな感じのごっこ遊びを、歯磨きの時間とは関係ないところでやったのが よかったのかもしれません。
「バイキンが虫歯を作るので、歯磨きでバイキンを退治しよう」...ということが 遊びの中で植え付けることができたと思います。
こどもちゃれんじは、さすが子供の成長時期が分かっているだけあって、成長に合わせて、生活習慣に必要な事柄が取り上げられていると思いました。
ムシバイキンのことを知ることができるTV番組
娘が大好きな番組の中でも 虫歯のことについて取り上げられているものがありました。
おさるのジョージ しむー!
しむー!
歯が痛くて大好物のズッキーニ・マフィンも食べられないジョージ。すぐに黄色い帽子のおじさんに連れられて歯科医院へ。ところが、前夜に歯痛で眠れなかったジョージは診察前に眠り込んでしまい…。引用:おさるのジョージ オフィシャルサイト エピソード10より
娘は、このエピソードが大好きで、録画したものを何度も何度も見ています。
虫歯の細菌たちが、口の中で虫歯を作ろうとしているところが分かりやすく描かれています。
しまじろうのわお むしばなんてないもん!
「むしばなんて ないもん」
ちゃれんじ園では歯科検診をすることになりました。みんな虫歯にならないように、しっかり歯を磨いています。しかし、くまっきいは自分の歯は丈夫だからと、あまり歯磨きをしていません。ある日、虫歯になる夢を見てとび起きたくまっきいは、夢でほっとしたのも束の間、何だか本当に歯が痛いような気がしてきて…
このエピソードも娘は大好きで、何度も見ています。
ムシバイキンの姿がちょっと怖いので、私の背中に隠れながら見るのが好きです。
ぬいぐるみから歯磨きを誘うのも効果的!
ぬいぐるみに小さなスピーカーを付けることで、ぬいぐるみとおしゃべりができるようになるというおもちゃをご存じですか?
ぬいぐるみが歯磨きを誘ってくれます!(親がスマホで音声を操作するんですけどね)
Pechat(ペチャット) ピンク ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー【英語にも対応】
実は、この「ペチャット」は3歳0ヵ月の時にプレゼントとして頂いたものなのですが、1歳2歳の時にも使いたかった機能がたくさん入っていたのです。
その中の一つが、歯磨きに関することです。
「ペチャット」はぬいぐるみに取り付ける「ボタン型スピーカー」で、スマホのアプリと連動させることで、ぬいぐるみがおしゃべりをしているように音声を出すことができるのです。
親がアプリ内のセリフをタップして音声を出すのですが、そのセリフ一覧の中に、「歯磨き」に関するセリフがたくさん入っています。
歯磨きに関するセリフ一覧(一部)
- そろそろハミガキしよう
- ねぇねぇ、ハミガキの時間だよ
- 歯をキレイキレイしよう
- 大きくお口開けて
...など、20コ以上のセリフが入っています。
歯磨きを誘うところから、歯磨きをしている最中、歯磨き後のうがいを促すセリフまで きめ細かく入っています。
娘が3歳の時、歯磨きを渋った時にやってみましたが、妹のような存在のぬいぐるみから歯磨きを誘われたら、一発で効きました。
親から言われてもなかなかやろうとしない時でも、第三者に誘われたらすんなりといくことも多いですよね。
親の言うことはとりあえず「イヤ!」と言いたい「2歳のイヤイヤ期」にも効果があるのではないでしょうか。(あると思います!)
いかがでしたでしょうか。
1歳から3歳になるまでにいろいろな方法を試してみました。
どれもやり始めはかなり効果がありましたが、毎日続けていると効果が薄れてきます。
成長に合わせてどんどん進化させていくのがいいようです。
3歳過ぎたあたりから、歯磨きの時間がきたら自ら進んでする機会が増えてきました。
でもまだまだ遊びに夢中の時などは、何度言ってもやらない時もありますが、歯磨きの重要性は認識しているようです。
歯磨きに手こずっているママパパたちに、何か参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。