今日は数ある絵本の中で、私(ママ)目線でいいと思った知育系の絵本を5冊紹介します。
知育につながる絵本を探したい
絵本って購入するとなると1冊が高いですよね。
1冊を吟味して購入したいし、せっかくなら知育につながる絵本を探したい。
そしてついでに語彙力も増えてくれたらいいな…なんて欲張りなひなママです。
くもんのすいせん図書にたどり着く
娘は1歳前半になっても発語が遅く、1歳2ヵ月のころから本格的に読み聞かせを始めました。
読み聞かせを始めるのが遅かった分、少しでも知育につながる絵本はないかと調べ始めました。
検索してもいっぱい出てきて、いざ購入しようとしても迷うばかり。
そこでたどり着いたのが、「くもんのすいせん図書一覧表」です。
古今東西の優れた図書の中から、子ども達に人気が高く、内容的にも優れている本から650冊を選りすぐったもので、読みやすいものから深い内容の本へと5A~ I の13段階に分け、さらに各段階ごとに50冊の本を配列したものです。
出典:くもんのすいせん図書とは
読みやすい順に絵本が紹介されているので、娘のレベルにあったものを探すことができました。
この一覧表全部購入したいけど、経済的に全部はムリ。
一覧表の中からさらにインターネットのレビューなどを参考にし、1歳代に18冊購入しました。
娘はどの本も毎日のように読んでほしいと催促がありましたが、今回は私(ママ)目線で「知育にいいのではないかな」と思った絵本を5冊紹介します。
ママ目線でいいと思った知育につながる絵本5選
かぞえてみよう
1歳3ヵ月の時に初めて読みました。3歳の今でも時々 読んでほしいと出してきます。
"絵”と”数字”のみで、文字のない絵本です。
1ページごとに数字が載っていて、0のページは何もありません。
0の概念が感覚でわかります。
1のページは家が1件、カラスが1匹、雪だるまが1つ、スコップが1つなど、全部1つずつ描かれています。
2のページはトラックが2台、トラックに積んでいる荷物も2個などと、数字に合わせて描かれている個数が変わっていきます。
0から始まって12で終わります。
たんなる数字だけで終わる本ではありません。
最初から最後まで同じ場所が描かれていて、何もないところからどんどん家や人が増えていき、町(村?)が出来上がっていく様子がわかります。
また1から12の数字に合わせて描かれている季節も変わり、春の様子、夏の様子など風情も加わります。
絵もとてもきれいで、親の私の方が見入ってしまう絵本です。
娘はというと1歳3ヵ月で初めて読んだときは、よくわかっていない様子で、私が指さしながら数えているところをじっと見ているだけでした。
何回か読むうちに、私が数に合わせて指を上下に動かしているのに合わせ、一緒に指を動かし始めました。
1歳後半になると、数を数えるというよりも、「うさぎがいる!」「ちょうちょがいる!」と「知っている物が載っているよ」という感じで指さしていました。
2歳代は「魚はどこかな?」と聞くと魚を指さしたり、「線路を作っている人がいるね」と描かれている情景を私が説明したりしました。
3歳になると、やっと数を数え始めました。いろんなものの数を数えながら読んでいます。
文字がない分、数以外の描かれているものに興味が沸いたり、町がどんどん大きくなったり季節が変わっていくのを感じたりすることができる良書だと思います。
1歳の時に購入しましたが、3歳の今でもまだまだ現役の絵本です。
なにいろ?
1歳4ヵ月のころに購入しました。
その名の通り、色の絵本です。
こちらもほとんど文字がありません。
手のひらサイズで持ち運びしやすいです。
左のページは大きく色のみが出ていて、右のページにその色の代表的なものが載せてあります
例えば左側に赤い色がドーンと載っています。右側に赤いトマトがドーンと載っています。
ただそれだけの絵本です。
ただそれだけと言ってしまいましたが、1歳の子供にとってはそれだけで十分な情報量です。
初めて読んだ1歳4ヵ月頃は発語もあまりなかったため、反応がありませんでした。
1歳9ヵ月には嬉しそうに「あか」「あお」と教えてくれるように。
2歳後半には2語文で、「あかいとまと」と言えるようになりました。
3歳の今ではあまり読みませんが、時々出してきてはぬいぐるみに教えるように読み聞かせてあげてます。
文字がない分、娘本人もぬいぐるみに教えやすい?ようです...。
くまさんくまさんなにみてるの?
1歳6ヵ月のころに初めて読みました。
1歳、2歳が大好きなくりかえしの絵本です
購入したのはボードブックタイプだったので、2年経った今でも新品のようにしっかりしています。
タイトルのとおり
「くまさん くまさん、
ちゃいろい くまさん、
なに みてるの?」
から始まります。くまさんが見ているのは赤い鳥。
その赤い鳥に「なにみてるの?」と聞くと、赤い鳥が見ているのは黄色いあひる。
このように次々にいろいろな違う色の動物が出てきます。
色と動物が一緒に覚えられる絵本です。
「青い馬」や「紫色の猫」など、本来の色とは違う動物も載っていて、常識にとらわれない感覚も持てるのではないのでしょうか。
この本は娘がハマったというより、親の私が娘に見せたいと思って何度も読み聞かせた本です。
たまごのあかちゃん
1歳3ヵ月のころに、子育て支援センターの絵本の読み聞かせの会で初めて見た本です。
その時はまだ早いかな...と思っていましたが、1歳6ヵ月のころに購入しました。
卵から生まれる動物がいろいろ出てきます。
普段、大人でも卵から生まれてくる動物なのかよくわからなかったものまで出てきます。
最初は小さな卵から始まり、ページをめくるごとに卵の大きさがどんどん大きくなり、最後どんな大きな動物が生まれるのだろうとわくわくする絵本です。
まだ、自分がママのお腹から生まれてきたなんてことを考えたこともない時期に、 動物の誕生を知るきっかけになるかもしれませんね。
娘はというと1歳後半のころ、絵本の中に出てくる 生まれたばかりの動物の擬声語が好きで、真似をしておしゃべりしていました。
どうすればいいのかな?
どうすればいいのかな? くまくんの絵本 (幼児絵本シリーズ) [ わたなべしげお ] 価格:990円 |
1歳6ヵ月のころに購入しました。
シャツをズボンのように履いてしまったり、ズボンをシャツのように着てしまったり。
そんな時に「どうすればいいのかな?」と声をかけ、服をきちんと着るという内容の絵本です。
1歳後半となると自分で着たりできないものの、自分で着ようとするしぐさをするようになりしますよね。
でも両方の足を片方のところに入れてしまったり、オムツの手前までしか上げられなかったり(←本人は履けたつもりでいる)、うまくいかないですよね。
そんな時に楽しく読みたい絵本です。
着たり履いたり被ったりの言葉の意味もわかるようになっています。
この本を読んだお子さんは必ずたどり着くと思うのですが、
2歳になって自分で着替えられるようになると、わざとシャツをズボンのようにはいたり、ズボンをシャツのように着たりしてふざける時期が来ます。
そんな時は絵本のタイトルを引用して「あれあれ?どうすれば いいのかな?」と笑ってあげましょう(笑)
以上、ママ目線でいいと思った絵本5選でした。
今日紹介した絵本はこちらで試し読みができます↓。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも絵本選びの参考になればうれしいです。