今回は、先月(3歳6ヵ月)に初めて読んだ絵本の中から、何度もリピートして読んだおすすめ絵本を紹介します。
トータル29冊 新しく読んだ絵本の中から 娘が何度も読んだ絵本10選
先月はトータル29冊の初めて読んだ絵本がありました。
内訳は購入した絵本6冊、図書館で借りてきた絵本20冊、幼稚園で借りてきた絵本3冊です。
その中から、おすすめの絵本10冊をご紹介します。
そらまめくんのベッド
そらまめくんのベッドはふわふわでやわらかくて、宝物です。
えだまめくんや、グリンピースの兄弟たちが「そのベッドでねてみたいな~」と言いますが、そらまめくんは貸してあげません。
ある日、そらまめくんの大事なベッドがなくなってしまいます。
そらまめくんは、ベッドを探しに出かけます...
だれにもベッドを貸してあげなかったそらまめくんが、最後、お友達にベッドを貸してあげるところが娘は気に入ったようです。
そらまめくんは、最初は自分のお気に入りをお友達に貸すことは難しかったけれど、他のお豆さんたちが優しくて、相手を思いやる気持ちが芽生えました。
そらまめくんの成長を見ることができる絵本です。
私にとって、そらまめ、さやえんどう などいろいろな豆の種類の勉強になりました
はるです はるのおおそうじ
3匹のねずみは、春の大掃除中。
家具などを庭に出して掃除をしていると、次々に動物たちがやってきて、物欲しそうに「すてきな〇〇ですね」と褒めます。
気前のいいねずみさんは「どうぞ どうぞ」と言ってどんどん家具をあげてしまいます...。
しまいには 家を褒める動物さんが現れて...
物語が面白くて、「最後にどうなってしまうのだろう…」と思いながら読み進めることができます
3匹のねずみのそれぞれの表情まで細かく描かれていて、言葉には出ていませんが、「このねずみはこんなことを思っているんだろうな…」ということがわかるくらい表情豊かです。
最後の 和やかで花に囲まれている動物たちの絵が娘が好きなようで、何度もリピートしました。
のろまなローラー
ローラーくんは ゆっくりゆっくり のろまに道路を直しています。
次々にトラックや自動車がローラーくんを子馬鹿にしながら、追い越していきます。
ところが、追い越していった車たちは、でこぼこ道で、パンクをしてしまい......
のろまなローラーくんは子馬鹿にされても、自分の仕事をきっちりと全うします。
みんながローラーくんの仕事に感謝しますが、それでもローラーくんは自分の進むべき道をゆっくり進んでいきます。
体も心もどっしりと構えたローラーくんがかっこいい絵本です。
大切なメッセージをわかりやすく教えてくれる絵本です
はりねずみのはりこ
はりねずみのはりこは、おばあさんの洋服の仕立屋の仕事を手伝っています。
いろいろな動物たちに、仕立てた洋服を届けに行くたびに うらやましい様子。
はりこの背中の針が 洋服に突き刺さってしまうのです。
そんなはりこに、おばあさんが うれしいプレゼントをくれました...
おしゃれ好きな女の子におすすめの絵本です
いろんな動物たちが、はりこのために素敵な提案をしてくれます。
出てくるみんながとても優しいので、何度読んでも明るい気分になれます。
娘は、中盤の「カラフルな木の実を背中の針に付けて、はりこがうっとりする」ところが大好きです。
ぼくがいちばん!すごいでしょ
いろいろな動物たちが、それぞれの一番すごいと思っていることを得意げに自慢してくれます。
他から見たら、短所かと思われるところも自信をもって自慢してくれます。
生き生きとした表情の動物たちが、「いろんな いちばん、それぞれ さいこう!」というところが爽快で、前向きな気持ちになれる絵本です。
それぞれの個性を「みんながいちばん!」 と思えるような 娘に育ってほしいです
ジオジオのかんむり
ライオンの王様であるジオジオは、ひとりぼっちで とてもつまらない日々を送っていました。
そこへ、小鳥がやってきて...
かつてとても強かったであろう 年老いたライオンと、悲しいことがあった小鳥との、穏やかで温かい交流を描いた絵本です。
百獣の王として君臨したジオジオが、人生の終盤になって出会った小鳥との安らぎを、淡々とした文章で描かれています。
大人の方がこの絵本の奥深さを感じ取れると思います
娘はそこまで感じてはいないと思いますが、優しいライオンが好きで、何度もリピートです。
せっけん つけて ぶくぶく ぷわー
せっけん つけて ぶくぶく ぷわー (日本傑作絵本シリーズ)
女の子がリスくんやクマさんたちとお洗濯をします。
ところが干した洗濯物が風に吹き飛ばされてしまいます。
つかまえた洗濯物をそれぞれ着てみますが...
みんなで 一つのたらいを囲んで 手でごしごしお洗濯。
それぞれの体の大きさに合わせて、「ごしょごしょ」や「こにょこにょ」など洗濯物をこすり洗いするときの音、石鹸を付けて洗う時の音、ゆすぐ時の音が表現されています。
風の音、洗濯物が揺れる音など音であふれています。
音の表現も楽しいですが、ストーリーのオチも楽しいので、とても気持ちのいい絵本です
やさしい きょうりゅう
たった1匹で住んでいた恐竜のもとに、2人の子供が迷い込んできました。
恐竜は子供たちと一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、幸せに暮らしていました。
ところがある日、たくさんの兵隊たちが来て、子供たちを連れ戻してしまい...
優しい恐竜と、その優しさを引き継いだ子供たちの 心温まる絵本です。
娘は恐竜がまた一人ぼっちになって、悲しんでいる姿を見て、涙を流しました。
娘が感情豊かになってきたことを実感できた絵本です
成長したな~
恐竜トリケラトプスとゴルゴサウルス
恐竜好きの娘、毎回図書館に行くたび、恐竜系の本を探します。
難しい本が多いので、1回に付き、恐竜系は1冊までと伝えています。
トリケラトプスの子供、ミニホーンが他の子供たちと一緒に森でかくれんぼをしていると、恐ろしい肉食恐竜「ゴルゴサウルス」が現れてしまいます。
ミニホーンはかくれんぼで隠れている他の仲間が見つからないよう、おとりになってゴルゴサウルスを遠くへ引き離そうとしますが...
おそらく小学低学年くらいの子が読むような内容です。
勇気をもって行動するトリケラトプスの子供と、頼もしいお母さんから、元気をもらえる絵本です。
娘はゴルゴサウルスがトリケラトプスの子供を見つけられないようにするために、一生懸命ゴルゴサウルスの目を手で覆っていました。
はやくにげて~
毎回、興奮気味で読み聞かせです。
恐竜トリケラトプスとそこなしのぬま
こちらも恐竜好きの娘が図書館で選んだ本です。
トリケラトプスのママと子供たちは、遊んでいた森で怪しい沼を見つけます。
そこへ、肉食恐竜のアルバートサウルスが現れます。
アルバートサウルスとトリケラトプスのママが戦いますが...
おそらく小学低学年くらいの子が読むような内容です。
娘は、細かいニュアンスまでは分かっていないけど、大まかな話の流れは分かっているようです。
今回は、トリケラトプスもアルバートサウルスもどちらも子連れの設定だったので、娘も子供がどうなるか興奮しながら読みました。
恐竜の絵本は毎回ハイテンションです。
以上、10冊ご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも絵本選びの参考になればうれしいです。