離乳食前半は量も少なく、小さな入れ物で対応できましたが、離乳食後半になってくると、そろそろ大人と同じような食器で食べさせたいな...と思うことはありませんか?
割れない食器は確かに便利だけど、陶磁器のお皿で 本物の質感を感じてもらいたいな。
まんま まんま!(ごはんほしい)
でも、割れやすい食器だと、この子がケガしてしまうかもしれないから、割れにくいものはないかな...
...ということで、陶磁器の食器で、割れにくいものを探したところ、強化磁器という食器にたどり着きました。
強化磁器の食器について、いろいろ調べたところ、たくさんのメリットがありましたので、この記事でまとめました。
✓ 幼児用食器を今から検討する方
✓ 本物の質感を感じてもらいたい
✓ 離乳食以降も長く普段使いしたい
✓ 食器を丁寧に扱ってほしい
離乳食から使える幼児用食器の選び方
幼児用食器を選ぶ時のポイントは?
✓ 幼児用食器を選ぶ時のポイント
- ちょうどいい大きさ
- すくいやすい形状
- ある程度の重さ
- 電子レンジ、食洗機が使えるか
ちょうどいい大きさ
離乳食の時は、子供自身が食器を持つことはあまりないかもしれませんが、離乳食卒業後には子供自身が皿に手を添えたり、茶碗を持ったりして食べることになります。
子供の手でも持てたり、添えたりできるようなサイズがおすすめです。
茶碗をもって食べるという 和食のマナーにつながりますね。
すくいやすい形状
皿の縁の立ち上がりがしっかりしているものがおすすめです。
縁が平たいと、スプーンですくうときに食べ物が引っかからずにこぼしてしまいます。
縁が直角に近い角度だと、食べ物が皿の縁で止まるので、食べやすくなります。
みて みて~。
じぶんですくえたよ!
子供はちょっとしたことでやる気を無くしてしまったりするので、食べやすい皿というだけでやる気UPしそうですね。
後ほど、実際に我が家で使っている すくいやすい食器をご紹介しますね。
ある程度の重さ
離乳食後期や離乳食卒業したてのころは、スプーンを使うときに 使っていない方の手をお皿に添えて食べるなんてことはまだできません。
ある程度の重さがあれば、手を添えなくても皿が動きにくいので、自分で食べることに挑戦しやすくなります。
プラスチックの軽いお皿だと、スプーンですくおうとすると、どんどんお皿が動いてしまいますね。
電子レンジ、食洗機を使えるか?
この項目は私にとって重要でした。
家事がラクになるかどうかの分かれ目ですよ。
離乳食は作り置きをして、食べるときに温めることも多いですし、食洗機はあんなに食器洗いがラクになるものはありません。使わない手はありません。
幼児が陶磁器の食器を使うことのメリットは?
幼児用の食器にはプラスチック、陶磁器、木製、シリコンなど、いろいろな素材があります。
この中で、ある程度の重さがあって、電子レンジ・食洗機が使える皿ってどれかな...と考えたところ、やっぱり陶磁器の食器かな...って思いました。
そこで、陶磁器の食器のメリットを調べていたところ、わかりやすいサイトがあったので、引用させていただきます。
幼児食に陶磁器食器を使うメリットは、適度な重さや安定感がある事です。
プラスチック製品などの軽すぎる食器では、スプーンを入れた時などにお皿が移動してしまいます。
臭い移りしにくい事や手触りが良い事などから陶磁器食器は、幼児食にもよく使われています。
落とすと簡単に割れてしまう事から物を大切にする気持ちが育まれます。
引用:日本安全食料料理協会ホームページより
適度な重さや安定感がある
先ほどの「食器を選ぶ時のポイント」でも書いたように、陶磁器の食器は適度な重さがあるので、手を添えなくても皿が動きにくくて、食べやすくなります。
色移りやにおい移りがしにくい
プラスチックやシリコンの皿は色移りやにおい移りが多少ありますが、陶磁器はそういった心配がほとんどありません。
食器を大切にする気持ちが生まれる
陶磁器はどうしても割れやすいです。
意図していなくても、うっかり手を滑らせて落としてしまうこともあります。
今まで使っていた食器が割れて、使えなくなってしまうショックを経験することで、食器を投げたり叩いたりすることがなくなります。
幼少期から食器を丁寧に扱う習慣が身に付きますね。
温かいもの、冷たいものが皿を持っただけで感じられる
また、陶磁器食器は、料理の温度を感じやすい作りです。
冷たいもの、温かいものと口に運ぶ前に分かるため器が熱いからもう少し冷ましてから食べようなどと子ども自身で考えられるようになります。
引用:日本安全食料料理協会ホームページより
温度を感じやすいというのは、プラスチックや木製の食器ではありませんね。
そのほかのメリットとして、こういったものもあります。
離乳食以降も普段使いできる
大人と同じ素材の食器なので、離乳食を卒業したあとも、普段使いの食器として使うことができます。
幼児用食器は強化磁器がいい!
強化磁器とは?
陶磁器の食器がいいのは分かりましたが、でもやっぱり、「陶磁器の割れやすさ」というのは不安です。
そこで、強化磁器というものがあることを知りました。
強化磁器とは
陶磁器のデメリットである「割れやすい」を改良し「割れにくくした」もの
強化磁器はどれくらい硬いの?どれくらい割れにくい?(我が家での経験から)
「割れにくい」は決して割れないものではありません。
実際、我が家では、2つほど割ってしまいました。
おちゃわんを スプーンで カンカンしたら われちゃった!
1回目は、娘がお茶碗をスプーンで強くたたいて遊んだら、割れたというより5㎜ほど欠けました。
それ以降、お皿を叩くことはなくなりました。
2回目は、大人の目線の高さからお茶碗を落としてしまいました。(私が落としました...汗)
でも、それまで腰の高さくらいからお皿が落ちてしまうということは何度もあり、「これは割れる!」と思うこともしばしばありましたが、無事でした。
さすが強化磁器です。
娘が実際に割った(欠けた)皿は、1つだけです。
その1つの経験で、「お皿は丁寧に扱わなければいけない」ということを学んだようです。
おすすめの強化磁器の食器
我が家で実際に使っている、おすすめの強化磁器の食器をご紹介します。
すくいやすいお皿が入った3点セット
[10mois(ディモワ) - Hoppetta]強化磁器 ハッピーミールセット 7319
皿(プレート)、両手マグ、お茶碗(ライスボウル)の3点セットです。
デザインは他にもあり、購入する際に選べるようになっています。
日本製。電子レンジ・食洗機OKです。
おすすめポイント① 最後まで食べたくなる
底ににっこりマークが描かれていて、全部食べ終わるとにっこりマークが現れます。
食べ物がだんだんなくなってくると、底のにっこりマークがチラッと見え、最後まで食べたくなりますね。
おすすめポイント② すくいやすい
お皿の縁が軽く内側に沿っているので、スプーン使いがまだ上手くなくても簡単にすくうことができます。
画像粗くてスミマセン。ちょうどスプーンで上手にすくえるようになった頃の写真がありましたので、載せました。
このレベルのスプーン使いでは、他の皿の場合だと全然食べ物をすくうことができませんでした。
ぜんぶ スプーンで たべられたよ(このころはまだしゃべれていませんが...)
この皿だったからこそ、スプーンで食べることができる嬉しさを体験できたのだと思います。
横から見た断面のイメージはこんな感じ。
スプーンを縁の部分にあてるだけで、食べ物がスプーンの中に入ってくるような感じです。
「子供がすくいやすい」ということは、「大人もすくいやすい」ので、大人がすくって子供に食べさせる時にも、とてもラクです。
離乳食のころは、子供はジッとしていません。片方の手で子供を支えながら食べさせたり、なんだかんだで両手があいている時の方が少ないです。
そんな時に、この形状だと簡単にすくって食べさせることができます。
おすすめポイント③ 使いやすい3点セット
夕食でも この3点があれば十分足ります。
プレートに3品のせれば、一汁三菜も大丈夫です。
我が家ではこのセットを柄違いで3セット購入し、朝昼晩の全部をこの食器で対応しています。
かわいいミッフィーのお茶碗
ミッフィー 軽量強化 幼児用食器 ごはん 茶碗 202101
ミッフィーのかわいいお茶碗です。
日本製。電子レンジ・食洗機OKです。
一般磁器の約2倍の強度を持ちながら、従来の強化磁器より軽い素材を使用しているので、幼児でも使いやすい重さです。
ハッピーミールセットのお茶碗が欠けてしまったので、強化磁器のお茶碗を探しました。
デザイン、サイズともに気に入ってます。
以上、2点の食器をご紹介しました。
割れにくくて、メリットたくさんの強化磁器の食器。
まだまだ大きくなるまで使えますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも 幼児用食器選び の参考になればうれしいです。