陽だまりの庭で 絵本・子育てブログ

3歳半で100冊以上の絵本がある我が家。絵本と遊び・体験からの娘の成長を綴ります。

【おうちでできる幼児期の食育】食育に不安なママの図鑑活用法とは?

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家庭でも 食育を取り入れたいと思っていても、ママ自身の食に関する知識に自信がなかったりして、いまいち食育に踏み切れない…なんてことないですか?

 

子供と一緒にスーパーに行って、旬の食材を教えてあげたいけど、旬の食材がいまいちわからない...

今の時代、特に野菜なんて1年通してなんでも揃いすぎていて、旬の食材が分からない方も多いと思います。

伝統行事の料理なんかも さっぱりわからない方も...(←実は私)

 

子供が小さいうちから正しい配膳の位置を自然と身に付けさせたいけど、親の私自身が合っているか自信がない...

育った家庭の並べ方や自己流の並べ方をされている方も多いと思います。

実際に子供に教えるときに「これで合っているかしら?」と不安になることも...。

 

こういったことは インターネットで検索すれば出てきますが、知らないことすら知らなかったら、調べることもしませんよね。

 

そこでおすすめなのが、食育ができる図鑑です。

実は、こういった不安を解消できるような内容が、幼児(3~7歳ごろ)向けの図鑑に分かりやすく載っているのです。


食育ができる図鑑があれば、ページをペラペラめくれば、知らないことも勝手に出てきて勉強になります。

子供と一緒に学ぶことができますよ。

 

今回ご紹介する図鑑は、「ザ・食育」というものではなく、他のことも学べる内容の図鑑を取り上げています。

 

お子様と一緒に図鑑を見ながら、「食育」をぜひご家庭で取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

食育とは?

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

www.gov-online.go.jp

引用:政府広報オンラインー食育 実践の環(わ)を広げようーより

 

政府の広報オンラインにはこのように載っています。

 

「食べること」は一生続くので、「食」に関する知識は小さいうちから学んでいきたいですよね。

 

家庭でできる一番の食育は、バランスの良い食事を家族みんなで楽しく食べることです。

 

家族みんなで食べることで、箸の持ち方や茶碗の持ち方、配膳の仕方、食事のマナー、旬の食材などを自然に学んでいきます。

 

でも核家族化が進んでいる中、子供の見本となるのは私...となると、自分の茶碗の持ち方、配膳の仕方、食事のマナーなどちゃんとできているのか不安になることもあります。

また、「バランスの良い食事」と言われると、一気に自信がなくなってしまいます。

 

こういった不安が解消されるような内容が、幼児向け(3~7歳ごろ)の図鑑に載っていましたので、紹介しますね。

 

食育ができる図鑑

「食」に関する基本的なことがすべて載っている図鑑

せいかつの図鑑 (小学館の子ども図鑑プレNEO)

幼稚園や学校では教えないような「衣食住」に関することが詳しく載っている図鑑です。

せいかつの図鑑
「食」に関することでどんなことが載っているの?

  • 箸や茶碗の正しい持ち方
  • 箸を使うときのマナー、食事の時のマナー
  • 料理の並べ方(配膳)
  • 季節ごとの旬の食材
  • 伝統行事の料理
  • 簡単な料理のレシピ
  • 包丁の使い方
  • 台所にある調理道具の名前

 

もうこれ一冊あれば十分なほどの情報量です。
写真やイラストが多くて子供と一緒に読むこともできますよ~。

 

箸や茶碗の持ち方、食事のマナーが分かる

幼児期の教材には 箸の持ち方は載っていたりしますが、茶碗の持ち方や箸を使うときのマナーまで載っている本は あまりありません。

 

「茶碗の正しい持ち方」のページには、横・上・下からの3枚の写真を使って 説明をしてくれているので、字が読めない幼児でも わかるようになっています。

 

さらに、茶碗と箸を持つ手順を 6枚の写真で丁寧に説明してあります。

 

箸や茶碗の持ち方は、一度癖がついてしまうと なかなか治りません。
幼児期のうちにパパママと一緒に正しい持ち方を知ることが大事ですよね

 

「寄せ箸」「仏箸」「探り箸」...など、マナー違反とされる箸の使い方も丁寧に紹介されています。

「なぜいけないのか」の理由も載っているので、説明がしやすくなっています。

小さいころ、「寄せ箸はダメ!」って おばあちゃんに怒られたことを思い出しました。

 

料理の並べ方(配膳)が分かる

幼児期のお手伝いの一つに 家族分の箸を並べてもらったり、出来上がった料理をテーブルまで運んでもらったり...ということがあると思います。

 

箸を並べるのも「料理よりも手前に置き、持つ方を右にする」ということを教えることで、お手伝いで体験して身についていきます。

「ごはんは左、みそ汁は右」ということも自然に覚えることができます。

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写真で分かりやすく載っているので、視覚的にスーッと入ってきます。
日頃から子供と一緒にできる食育ですね~。

 

旬の食材や伝統行事の料理が分かる

スーパーに行くと、一年を通じてなんでも食材が揃うので、旬の食材が何かわからなくなってきますが、季節ごとにイラストで分かりやすく載っています。 

新鮮な野菜の見分け方も載っているので、ママにとっても ありがたい内容です!

 

端午の節句、彼岸、冬至など日本には昔からいろいろな行事の時に特別な料理を作って食べてきました。 

そういった伝統行事の料理の内容や、料理の意味なども載っています。

日々の仕事と子育てに追われ、そういった行事の料理からすっかり遠ざかっていましたが、改めて思い出すことができました。
伝統行事の料理を作ることができなくても、それに合わせてスーパーで買ってきてもいいですよね~。

 

料理のお手伝いがしたくなる

包丁の使い方、簡単な料理(おにぎり、目玉焼き、みそ汁など)の作り方などが、たくさんの写真と共に載っているので、お手伝いがしたくなるような内容です。

 

子供自身が料理をすることで、苦手なものも食べられるようになったりするかもしれませんね。

 

 

季節を通じて「食」が学べる図鑑

きせつの図鑑 (小学館の子ども図鑑 プレNEO)

季節にまつわる一年のことが載っている図鑑です。

 

自然など季節を感じて学んでもらいたいな...と思って購入した図鑑でしたが、この図鑑も「食」に関することがたくさん載っていました。

 

きせつの図鑑
「食」に関することでどんなことが載っているの?

  • 季節ごとの旬の野菜・山菜・きのこ・魚類など
  • 伝統行事の料理
  • 米ができるまで

先ほどのせいかつの図鑑 とかぶる内容もありますが、さらに詳しく載っています。

 

「旬の野菜は何となくわかっても、旬の山菜や魚まではわからない...」という方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

また、伝統行事の料理も詳しく載っています。

「春の七草」のページには、七草それぞれのイラストと説明が載っていて、見開き2ページを使っています。

 

さらに詳しく知りたい...という方にお勧めですが、この図鑑は「食」以外のことについても 子供に季節感を育んでほしいと思っている方に本当におすすめです。

 

幼児期に知っておきたい「たべもの」のことが分かる図鑑

たべもの (はっけんずかん) 3~6歳児向け 図鑑

 

「たべもの」に関することが幼児にもわかるように詳しく載っている図鑑です。

窓を開けるようなしかけのページと写真のページが交互に出てくるので、飽きずに見ることができるようになっています。

 

たべもの(はっけんずかん)
どんなことが載っているの?

  • 野菜や果物がどのように育つのか
  • 普段食べている肉や魚はどこで育ってどのような姿だったのか
  • 普段食べている料理や加工食品の原料
  • レストランやスーパーの裏側ではどのような仕事をしているのか

 

子供の「食」に関する質問にも答えられるような内容なので、かなり重宝する図鑑だと思いますよ~。

 

 

野菜や果物がどのように実るのか、肉や魚の元の姿を知ることができる

野菜や果物を収穫するような体験をさせてあげたいと思っていても、畑や果樹園が近くにないと難しいですよね。

 

この図鑑は 収穫の体験はできませんが、掛けをめくると野菜や果物がどのように実るのかが分かるので、楽しく読むことができます。

はっけんずかん「たべもの」しかけをめくる前
はっけんずかん「たべもの」しかけをめくったあと

 

また、「豚や鶏、牛のいろいろな部分の肉を食べている」ということも知ることができます。

お寿司や刺身、焼き魚がもともと海ではどのような姿だったのかもわかります。

 

普段食べているものが畑で育てられたり、牧場で育てられたり、海で泳いでいたり...そういったことが、楽しくわかりやすく学べます~。

 

お菓子や加工食品が何からできているのかがわかる

クッキーなどのお菓子や加工食品(パン、醤油、チーズなど)が、もともと何で出来ているのかも写真やイラストでわかるようになっています。

 

大豆から醤油や味噌、豆腐、納豆などができていたり、牛乳からバターやチーズ、ヨーグルトができていたり...

身近にたくさんの加工食品があります。

 

毎日のように食べるチーズ、ヨーグルト、アイスクリーム、バターなどが牛乳からできているんだよっていうのは、子供もすぐに覚えました!

 

あわせてよみたい

生クリームからバターを作ってみました。

【子供と一緒に楽しもう】おさるのジョージで実践!バター作り 

 

食べ物が体を作っていることを知ることができる図鑑

からだ 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)

 

体に関することが幼児にもわかるように詳しく載っている図鑑です。

 

からだ(あそびのおうさまずかん)
「食」に関することでどんなことが載っているの?

  • 食べ物を食べたら体のなかでどうなるのか
  • 食べ物から栄養を摂って 元気な体を作ることがわかる
  • 「血を作る食べ物」「骨を作る食べ物」「筋肉を作る食べ物」がわかる

 

体のことや食べ物のことは 子供にとって身近な存在なので、娘が気に入っている図鑑の一つです。「なぜなぜ期」にも大活躍しました。

 

 

食べ物は体の中でどうなるの?がわかる

胃や小腸などの働きを 可愛い小人さんが教えてくれます。

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幼児がどこまで理解しているか分かりませんが、食べたものが栄養として吸収されて、残ったものがウンチになることはわかるようです。

 

食べ物からの栄養で血や骨、筋肉が作られることがわかる

普段よく食べているものの写真が、きれいな血を作る食べ物、骨を丈夫にする食べ物、体(筋肉)を元気にする食べ物に分類されて載っています。

大人の方が勉強になるかもです。

 

食べ物は娘ちゃんの体を作っているから、残さず食べようね~

うん!たべる。

 

 

食育に不安なママの図鑑活用法とは?

幼児期におすすめの食育ができる図鑑をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

 

ママ自身の食に関する知識に自信がなくても図鑑があれば大丈夫。

時間がある時に絵本を読むように図鑑を見てもいいし、スーパーに行く前や一緒に料理をする前に図鑑を見てもいいですよね。

 

子供と一緒にできる図鑑活用法

  • スーパーに行く前や行った後に、旬の野菜や魚などを調べる
  • 図鑑を見ながら一緒に料理をする
  • 図鑑を見ながらテーブルに料理や箸を並べてみる
  • 食事の時のマナーを図鑑を見ながら一緒に考える
  • 出てきた料理や食材がどうやってできているのかを考える

 

なんだかんだ書いてますが、何より一番大事なのは、家族みんなで楽しくテーブルを囲んで食べることです
食べている間は、図鑑を見ずに楽しく食べましょうね~♡

 

子供と一緒にできることを無理せずに続けて、子供が将来、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を身に付けられるようにしていきたいですね。

 

あわせてよみたい

しまじろうとオイシックスがコラボした「食育プログラム」の料理を子供と一緒に作ってみました。

しまじろうと一緒にお料理しよう!鶏マヨ照焼き&ひじき煮を幼児と作りました! 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

少しでも子育ての参考になればうれしいです。