コロナの自宅療養中や待機中に2~3歳児を家の中でずっと遊ばせるのはなかなか大変ですよね。
それにコロナの影響で、ちょっとした鼻水や咳が出るだけでもこども園を休ませないといけなかったり、元気なのに学級閉鎖で園に行けなかったり...
「コロナ第〇波」のようなピーク時には、屋内施設へのお出かけは躊躇してしまい、家の中で過ごすことが多いですよね。
でも、2~3歳の時期は、遊びを通していろいろな体験をしてもらいたい時期です。
我が家でも、子供の成長に何か得られるものをさせてあげたいと、頭を振り絞っていろいろな遊びや体験ができることを考えてきました。
その中で、我が娘が実際に2~3歳の時に家でやってみた遊びや体験を15個あげてみました。
メジャーな家遊びから、ちょっと変わった遊びまであります。
「今日はおうちで何しよう?」と、おうち時間の過ごし方に尽きてしまった方に参考にしていただければと思います。
ちょっと長い記事になるので、目次の気になるところをクリックして読み進めていただいていいですよ。
2~3歳の家遊びアイデア15選 自宅療養中などのおうち時間を有意義に!
我が家で2~3歳のころに遊んだ 家遊びを紹介します。
ごっこ遊び
想像力やコミュニケーション力など、いろいろな能力を引き出すと言われているごっこ遊び。
家にあるものですぐにできる遊びです。
子供が思いついたごっこ遊びをやるのでもいいし、大人がアドバイスをしてごっこ遊びを膨らませるものよし。
お店屋さんごっこやお医者さんごっこ、幼稚園ごっこなどなど...いろいろなごっこ遊びで時間を過ごすことができます。
大きな布(タオルケットやバスタオルなど)を使って秘密基地を作ったりしても盛り上がりますよ~。
新聞紙遊び
1日読んだらその後は捨ててしまう新聞紙。
いくらでもあります。
いろいろな遊びにつなげることができます。
新聞紙遊びいろいろ
- ただただビリビリに破って遊ぶ
- ゴルフ:新聞紙で棒状にしたクラブと新聞紙で丸めたボールでゴルフ
- 輪投げ:新聞紙で丸い輪を作り小さめのおもちゃに向かって投げる
- 紙鉄砲
- 新聞紙テント
...などいろいろ遊べます。
中でも、新聞紙で作るテントは娘のお気に入り。
たくさんのぬいぐるみを連れ込んでおままごと遊びをしています。
1歳後半ごろから何度も作り、2歳過ぎからは新聞紙を丸めたり、テントを組み立てるのを一緒に手伝ってくれたりもしました。
3歳を過ぎると、新聞紙で作った柱をどう立てたらテントになるのかを考えながら作るようになりました。(一人ではまだまだ作ることはできませんが...)
一緒に作ることもできるし、その後おままごともできるし、結構長い時間遊んでくれるので、助かります。
粘土遊び
指先の発達を促すのにとてもいいと言われている粘土遊び。
家に粘土がない場合 小麦粉で粘土を作ることもできますし、100円ショップでいろいろな色の粘土も売っています。
粘土に使う小道具も100円ショップで揃います。
粘土に慣れないうちは、少し触っただけで終わり...なんてこともあります。
地道に何度も遊ぶうちに 慣れてきて、いろんなものを作るようになりますよ~。
爪楊枝も使って 大人もビックリのものが出来上がりました。題名「島にかかる橋」だそうです。
工作遊び
手先を使って 試行錯誤しながら自分で思い描いたものを作る工作は、子供の成長に必要な遊びの一つです。
家にあるものを使っていろいろなものを作ることができます。
そのために普段から空き箱やトイレットペーパーの芯などとっておくといいですよ。
また、画用紙、模造紙、マスキングテープ、モール、セロファン、絵の具などは 100円ショップで簡単に揃えることができます。
何を作るかは無限大に考えることができます。
「親が見たら何かわからないけど 子供は大満足」のものも。
ケーキとジュースを工作し、その後 ケーキ屋さんごっこをしました。
作って遊んで、2~3時間はつぶせます。
紙飛行機
2歳~3歳だとまだ紙飛行機を折ることはできませんが、3歳前半くらいから 親が作った紙飛行機を飛ばして遊ぶことができます。
初めのころは力任せに紙飛行機を投げつけるだけですが、何回か飛ばしているうちに力加減などが分かってきます。
力加減を調整したり、高いところに登って飛ばすと遠くへ飛んだりすることを子供自身が発見したりして、 紙飛行機を飛ばすだけでも得られるものが多いですよ。
3歳後半になると、大人が折っているところを見ながらなんとなく折れるようになります。(飛ぶかどうかは別として...)
この絵本は、紙飛行機の楽しみ方が 幼児にも分かりやすく描かれている絵本です。
紙飛行機の折り方によって飛び方が変わったり、羽のところに切り込みを入れると変な飛び方になったり ...大人でも知らなかったようなことも載っていて楽しめました。
紙コップ積み
100円ショップで購入した紙コップでどれだけ高く積み上げられるか 遊んでみました。
娘なりにどうやったら上に積めるのかを真剣に考えながら積み上げていました。
積み上げた紙コップを手で壊してもいいし、棒で突きながら壊してもいいし...。
その後、紙コップ工作に移行してもいいし...。
他に、トイレットペーパー積み や 空箱積み など、家にあるものなんでも積み上げて楽しむことができますよ~。バランス感覚を養えそうです!
ティッシュペーパーの空箱でスケートごっこ
ティッシュペーパーの箱も捨てないでとっておくと いろいろな事に使えます。
工作でも大活躍ですが、他にも遊べます。
ティッシュを出すところの穴にちょうど子供の足が入ります。
滑るように歩くとスケートのように滑ります。(調子に乗ると危ないです。周りに気を付けて!)
本当に何もすることが浮かばない時、やってみてはいかがでしょうか。
ママの足はギリギリ入ります。大人も楽しいです~。
パパもやってみましたが、箱が破れました。
他にも、梱包用のプチプチをA4サイズくらいに切り、その上に子供を乗せて引っ張ってあげてもスキーのように滑ることができます。
絵の具遊び
手先の感覚や色彩感覚を養うことができる絵の具遊び。
絵の具はもちろん、筆や模造紙も100円ショップで購入できます。
絵の具は、色ごとにばら売りしているので、赤青黄の3色があれば 混ぜ合わせていろいろな色が作れます。
床に新聞紙を敷き、テープなどで動かないようにしたうえで 模造紙をのせれば汚れも気になりません。
絵の具遊びは1歳後半から定期的にしています。遊びのついでに手形・足形もとっておくと、成長の記録としても残せますよ~。
2~3歳の時に遊んだ「絵の具遊びいろいろ」
- 筆で描く
- 手や足で描く
- 野菜スタンプ(ジャガイモやピーマンなどを半分に切ってスタンプにする)
- 体に描く
- 絵の具でジュース作り
- 手形・足形とり
また、絵の具を画用紙に直接垂らし、紙の真ん中で折り、広げてみると...
こんなに面白いものが出来上がりました。
娘と二人で何に見えるか 言い合いっこが始まりました。
オオカミにみえるよ~
ママはね~。クワガタに見えるよ
氷遊び
夏におすすめの「氷遊び」。
普通の氷を出してきて、いろいろな容器に移し替えたりするだけでも楽しそうです。
製氷器や離乳食を凍らせてた時に使っていたタッパーに、凍らせても大丈夫な素材の小さな飾りを入れて凍らせます。
ビー玉や小さな造花を入れるとキレイです。
食べ終わったプリンなどの容器に子供自身に水を入れてもらい、どれくらいで凍るのかをやってみるのも楽しいです。
いつ こおるかな~?
...と何度も冷凍庫を開けに行きます。
凍った後は、どれくらいで溶けるのかを考えたりして、ちょっとした実験みたいでした。
お花遊び
外に咲いている花をとってきてもいいし、花瓶にさしておいた花を使うこともできます。
お花遊びいろいろ
- 花を分解する
- 分解した花をコップに入れてジュースにする
- 分解した花を黒い紙に貼って絵を作る
...など。
上の写真は、花を分解してコップに入れてジュース屋さんごっこをした後に、黒い紙に貼って絵を作っているところです。
また、花びらをコップに入れて、ひたすら割りばしなどでトントンすると、色水ができ、本当のジュースのようになります。
これも結構長い時間、集中して遊んでくれるので、助かります~!
理科的な知識も付きそうですね~。
色水遊び
食紅や絵の具を使って、色水を作ることができます。
我が家では、赤、黄、緑の3色の食紅を購入し、いろいろな色を作って遊んでいます。
食紅は、耳かき1杯分くらいで きれいな色が出るので、一度購入してしまえば 何度も遊ぶことができます。透明のコップに入れると とてもきれいですよ~。
3色の食紅を使っていろいろな色を作って遊んでいます。
ティッシュを色水に入れて、ティッシュに色が付くかどうか 実験のようになっています。
2歳ごろから定期的に色水遊びをしています。3歳後半になると、きれいな紫色を作ることにハマり、ちょっとずつ色を足しながら真剣に色水作りをしていました。
もっと きれいな むらさきを つくりたい!
みどりを まぜてみようかな~?
親が教えなくても 子供はいろんな色を混ぜて 色ができることを知ることができました。
遊びながら学んでいます。
セロファンで影絵遊び
100円ショップでセロファンを購入することができます。
セロファンを重ねるだけで色が変わるので、色水遊びと同様に 色を変えて遊ぶことができます。
紙コップの上2~3㎝のところで切って、輪っかを作ります。
その輪っかにセロファンを貼るだけで、子供も扱いやすくなります。
部屋をカーテンなどで暗くして、後ろから懐中電灯などで光を当てると、子供は大喜び!
いろいろな色のセロファンを貼った輪っかを重ねると、重なった部分の色が変わります。
また、懐中電灯と輪っかの距離によって、大きさも変わるので、2~3歳児は大喜びです。
暗い部屋に光を付けるだけでも、いつもと違う雰囲気なので、娘はかなりはしゃぎました!
色が変わったり大きさが変わったりで、さらに大興奮でした!
音あそび(空箱、瓶、コップなどを使って)
いろいろな日用品や廃材などを使って音遊びをすることができます。
音遊びで、「なんで音が出るのだろう?音の高さが変わるのだろう?」という「なぜなぜ」につながるといいですね。
音遊びいろいろ
- いろいろな素材の空箱を叩いてドラムにする
- 鍋の蓋でシンバル
- 瓶に息を吹きかけて音を出す
- コップに水を入れて叩く
いろいろな素材の空箱を叩いてドラムにする
たたくだけなので、1歳くらいからできます。
ダンボール箱、紙でできた箱、缶の箱、プラスチックの入れ物...などいろいろな素材の箱を用意すると、違った音が出て楽しいです。
箱を叩きながら歌っていて、とても楽しく遊びました。
素材によって音が違うんだ...ということを感覚的に知ることができますね。
鍋の蓋でシンバル
この遊びを知ってしまったら、近所迷惑になりますので、覚悟をしてください!
本当は同じような大きさの鍋ふたがあればすごくいい音が出ると思いますが、違う大きさの蓋同士でもなかなかいい音が出ます。
我が家にはそんなに蓋の種類は多くないので、組み合わせは多くないのですが、どの組み合わせが一番きれいな音が出るのかを比べていました。
なるべく子供の興味がわいたことについては、気のすむまでやらせてあげる我が家ですが、さすがにこれが始まったら、家中の窓が完全にしまっているか 慌てて確認しに行きました。
相当な音が出ますので覚悟してください~。
瓶に息を吹きかけて音を出す
口の小さな瓶に息を吹きかけると「ホ~」という音が鳴ります。
いろいろな大きさの瓶を集めて吹き比べると面白いです。
2歳のころはうまくいきませんでしたが、3歳に入るとなんとなく音が鳴るようになってきました。
大人のやっている口の形など、一生懸命真似していました。
瓶の大きさでも音が変わりますが、瓶の種類が多くない場合は瓶に水を入れると音が高くなるので、水を入れたり出したりしながら遊ぶこともできます。
コップに水を入れて音を出す
同じ大きさのコップに水の量を少しずつ変えて入れます。
割りばしなどでコップを叩くと音の高さが異なって鳴るので、楽しいです。
思っているよりも とてもキレイな音が出て、大人もビックリです!
コップを割らないように力加減を考えられる3歳過ぎの方がいいと思います。
最終的には水遊びに移行すると思いますので、下にお盆など敷いておくと良いですよ~。
風船遊び
風船も100円ショップで購入できます。
風船もただ膨らませるだけではなく、いろいろな遊びができます。
- 風船を膨らませる
- 風船でビーチバレーのように遊ぶ
- 膨らませた風船の口を縛らずに手を放し、どこに飛んでいくかゲーム
- 風船に絵を描く
膨らませた風船の口を縛らずに手を放すと、「ブブ~」と変な音をしながら飛んでいきます。
へんな おとが したよ~!!
音だけでまず大興奮です。
その後、飛んで行った風船を追いかけます。
予測不可能な動きをするので、大人も子供も楽しむことができます。
風船に顔を書くのも楽しいです。
ふわふわ かお おばけだぞ~
と言いながら、「風船をふわふわさせるだけの遊び」もやりました。
お菓子作り
3時のおやつの時間に合わせてお菓子作りをするのもおすすめです。
お菓子を作るだけでも 学びにつながることがたくさんあります。
2~3歳のお菓子作りにおすすめのメニュー
- ホットケーキ
- オレンジジュース
- クッキー
- プリン
- パイ包み
ホットケーキ
ホットケーキはこぐまちゃん絵本シリーズの「しろくまちゃんのホットケーキ」を読んでから作るのもおすすめです。
絵本を読んで、ホットケーキを作って、食べて...という流れで、だいたい1時間くらいはつぶすことができますよ~!
しろくまちゃんの絵本と同じで、キッチンの上が粉だらけになること確実ですけれど~(笑)
オレンジジュース作り
オレンジやみかんを用意して しぼり、ジュースにするだけですが、2歳ごろだとそれだけでも楽しむことができます。
2歳くらいだと「ジュースの材料は果物なんだ」という学びにもなります。
出来上がったジュースをコップに注ぐだけでもかなり真剣な顔をして取り組んでます!
クッキー作り
2歳ごろだと、出来上がったクッキー生地に型をはめてくり抜くことができます。
3歳過ぎると、一緒に粉を混ぜたり、クッキー生地を伸ばしたりして楽しむことができます。
クッキー生地が粘土っぽいので、遊んでいる感覚で作ることができました。
オーブンで焼く前と焼いた後の違いを眺めるのも学びになりそうです~。
プリン
プリンは難しそうなイメージですが、今のオーブンは結構簡単にできます。
材料が卵・牛乳・砂糖だけなので、思い立ったらすぐにできます。
いつもの プッチンプリンのほうが すき~!
えぇっ!
いやいや今作った方がおいしいでしょっ。
娘にとっては、いつものプッチンプリンの方が甘ったるくていいそうです。
パイ包み
冷凍のパイ生地を購入すれば、本当に簡単にパイ包みができます。
好きな果物を切って、解凍したパイシートに包むだけです。
果物がはみ出さないようにパイシートで包んだり、フォークでパイシートをしっかり閉じたり、細かい作業もありますが楽しんで作ることができました。
ハーバリウム作り
ハーバリウム作りは 少し前準備や材料揃えが必要ですが、大人も楽しめます。
細かい作業も必要なことから、3歳過ぎがおすすめです。
ハーバリウムの花材や瓶を子供と一緒に選ぶのも楽しめますよ。
作り始める前は うまくできるか心配でしたが、意外とうまく作ることができました。
ママも楽しかったです。
以上で15個全部です。
いかがでしたでしょうか。
「今日はおうちで何しよう?」の参考になりましたでしょうか。
今回は 市販されているおもちゃではないものを中心に上げてみました。
市販されているものでの「おうち時間」が楽しく過ごせる記事はこちら↓